刺身が綺麗に見える一工夫
綺麗に見せる一工夫
お刺身を切る前、切った後に少し手間を加えるだけで綺麗に見せれる方法があります。そのなかでも特に簡単にできるもの2つをご紹介いたします。
刺身を切る前に
刺身を切りつける前に、皮を引いた身の方に薄く包丁で切り込みを入れます。
(切り込みを入れる前)
(切込みを入れた後)
綺麗に入れるコツは良く切れる包丁で、皮目を力を入れずになぞるイメージでやると切り込みだけ入ります。
この状態で刺身をカットしていきます。平造りで右からひいていってもいいですし、魚の種類によっては薄く切ったほうが美味しく食べれる食感のいい魚であれば、皮目(切込みを入れた面)を下にし、刺身を切っていくのもいいでしょう。
これをそぎ造りといいます。
切りつけていく時に、最後の皮目を切り離すギリギリで、包丁を立てる。(角度をてらす)
立てた後はこのまま引きります。すし屋でよく使う技術ですが、そうすることによって切った身の皮目がたち、綺麗に見えます。
切った身を丸めて薔薇に
そぎ造り切りつけた身を5枚ほどまな板に少しだけかぶせながら並べていきます。薄く切った身のほうが断然綺麗に見えますので、白身で身がしっかりした魚に向きます。
(写真は鯛です。)
そして箸からくるくると巻いていきます。
巻き終えて、立てると...
このように薔薇のようになります。普通に盛り付けるのと違い、一工夫で綺麗に盛り付けることができます。
以上一工夫で簡単にできる2つのやり方をご紹介しました。自分なりに新しいものを見つけていくのも面白ので、ぜひ挑戦してみてください。
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刺身の盛り付け方について~良い例と駄目な例
刺身の盛り付け方
刺身の盛り付けは人それぞれ色があり、これが正しいというものはありません。ただ間違って盛り付けている場合などがあり、基礎基本はきちんと頭にいれておかなければなりません。
刺身の盛り付けの基本
刺身は日本料理であり、日本料理の盛り付けの基本はお皿の左上から右下に流して盛ります。これは日本では古来から右利きに強制するという文化があり、日本人の大半は右利きであります。
その為体の右側を中心に使うので、利き腕という言葉に対して、目に“利き目”というものがあり、左上から右下にかけて流して見てしまうもの。
なので目にあわせた盛り付けをするほうが落ち着いて見えます。
(例:カンパチの盛り付け)
左上にけんを置いて、右下に向かって盛り付けていくのが基本。刺身は奇数で左に流してまとめていくと綺麗に見えます。
また奥が高く手前をそれより低く盛ることによって、全体的にまとまって見えるので綺麗に盛り付けることができます。
刺身を際立たせるあしらい
先ほどの例であげたもので説明していきます。あしらいというのはその刺身自体を綺麗に見せるために盛るもの。あしらいが刺身を隠してしまうぐらい大きい、あるいは量が多いものは、逆に汚く見えてしまいます。
(悪い例)
(良い例)
どうでしょうか?良い例のものは刺身が際立って見えますが、悪い例のものは刺身よりもあしらいに目がいってしまいます。
またあしらいの種類にも色々あり、刺身の色合いを際立たせるものを盛り付けるのが望ましいです。マグロに赤色のあしらいを盛り付けたところで意味がないのはわかりますよね?
次の写真はあしらいの量が間違っている盛り付けです。
(悪い例)
(良い例)
違いがわかるかとは思いますが、主役は刺身です。あしらいではありません。
盛り付ける際には量とバランス、そして色合いを意識していけば綺麗に盛り付けることができます。
(完成例)
まとめ
お刺身を盛り付ける時は左上から右下に盛り付け、色合い、あしらいの量に気をつけて盛り付けていくと、綺麗に盛り付けることができます。
また日本料理は引き算の美学といわれており、あしらいを盛ればもるほど良くなるものでもありません。一番刺身が綺麗に見える量で盛り付けていきましょう。
また自分が綺麗だと思う盛り付けを参考に盛り付けるのも一つの手。次回は刺身の盛り合わせについて記事をまとめていきます。
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飲食店居抜き物件の見るべきポイントについて
居抜き物件はここをチェック!
飲食店を開業するさい、お金をかけて1からつくるスケルトンと、内装がある程度そのままである居抜き物件とあります。
居抜き物件でうまく開業すると、初期費用を抑えることは可能!しかしながら見方を間違えてしまうと損してしまいます。
大事なのは飲食店を開業するときは、飲食店の居抜き物件を探すこと。
飲食店を開業する際、注目すべきポイントについてまとめていきます。
その①水道ガス電気、排気やグリーストラップの設備関係
居抜き物件で契約する理由は主に初期費用を抑えれること、それに尽きると思いますが、初期の設備関係が伴っていないと、1から配線等しかなければいけないので、余計に費用がかさむことも。
水道は通っているか?厨房の配置や少し内装をいじる場合、ガス管、電気などの導線が邪魔をし、やり直さないといけないことも。
また居抜き物件だからといって前の営業していた物件がきちんと保健所を通していなく、必要なグリストや廃棄関係などがおざなりになっている物件もあり、非常に注意してみなければいけません。
自分で開業したい業態を明確にし、地域での保健所の審査に合わせて、尚且つ業態に見合ったガス電気の供給量などをしっかりと見ておく事。
無駄に費用をかけないようきちんと検討していきましょう。
その②外装などの設備関係
・路面店・地下・高階層での居抜き物件と、立地により様々ありますが、建物自体は所有者の資産であり、どこまで自分の思うようにいじれるかもポイントになってきます。
居抜きのまま看板を変えるだけで支障なく営業できるのであればベストですが、内装もほぼいじらず外装も!なんて物件はなかなかありません。
看板は入り口何センチまで?大きさは?外装はとこまでいじっていいの?など疑問に思うことを十分に考査した上で決めていかなければなりませんが、重要なのは近隣店舗や近隣住民とのトラブルです。
エアコンの室外機や重飲食を開業予定であれば排煙タクトなど、室外にあるものも十分に考慮していかなければなりません。前に入っていた飲食店と近隣の状況も違うことがあるため、注意して見ていくポイントです。
その③厨房機器を重点的に
飲食店の居抜き物件であれば、机や椅子はもちろん、厨房機器関連もそのままの物件もあります。これらをそのまま使うことができれば初期費用をグッと抑えることも可能。
しかしながら注意しなければいけないのが厨房機器。冷蔵庫やシンク、ガス台、製氷機やオーブンなど。
いざ営業してから「冷蔵庫が動いていない!」なんて事もあります。飲食店がまだ撤退していない状態での内見であればわかりやすいですが、撤退していれば電気やガス、水道は止まっていることが殆どですので、製造年月日や水管の不具合など注意して見ていきましょう。
その④契約書にも注意が必要
居抜き物件の契約で、閉店時も居抜きで置いておけるか?今現在置いている機材は買取扱いになるのか?注意が必要です。
契約書にきちんと目を通さず、後からスケルトンで出ないといけないような物件、厨房機器が買い取りであり尚且つ不良品である場合など、後から後悔することも。
もし内見後契約を結ぶにあたって、少しでも損がある場合は、徹底的に交渉するのも一つの手です。
また工事の時間なども明確にしておかないと、オープン日に間に合わないこともしばしば。契約書にも不備がないか等しっかり把握しておきましょう。
わからない場合は不動産に助っ人を!
不動産にも住宅に強いところと、居抜きやスケルトンに強いところとあります。専門の物件を扱っている不動産はそれだけ専門知識も蓄えており、物件の不備などわからないところがあれば、専門の知識を持った人に聞くあるいは物件を探してくれた不動産に内見に付き合ってもらうと良いでしょう。
1人で見るのと何人かで見るのでは明らかにミスが減り、契約後泣きを見る確率もへるはず。効率よく物件を見つける為にも、頼んで付き合ってもらうことも大事です。
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