男性と女性で褒め方を使い分け、できる部下を育てる育成法とは?
伸ばしたいならまず褒める
どんな人でも褒められて嫌な気分になる方はまずいないでしょう。部下から好感を持たれているならなおさら嬉しいはず。
褒めることで部下のモチベーションが高まり仕事の質が上がります。しかしながら男性と女性とでは褒めて喜ぶ内容が違うことをご存知でしょうか?
ここのポイントを間違えてしまえば、的外れな発言となり、部下には響きません。
また「自分のことを全然わかってくれてない」と相手に思われてしまいます。
部下を褒めて伸ばし、できる部下にするにはまず褒める内容に気を使い、相手が喜ぶよう褒めてあげることが大切です。
部下から好感を持たれながら仕事をするにも、きちんと部下を見てあげ褒めて伸ばしてあげましょう。
男性と女性別に褒め方の違いについて、以下にまとめます。
男性は『能力』を褒める
男性を褒める場合は、男性自身の能力を褒めてあげることが大事です。
かつての男性の役割は家族のために狩りをし、獲物をとってくることが役目でした。つまり獲物を捕まえる『能力』がある男性が、評価されてきたわけです。
そのため本能的に、『能力』が高いと褒められることに喜びを感じます。
「仕事頑張ってるね」と褒めるよりも、「仕事するスピードが早いね」と褒めてあげる方が男性は喜びます。
それゆえに『能力』で得たモノを褒めることも効果的で、部下でなく上司の男性でも、「いい時計してますね」などの言葉で褒めると喜ぶこと間違いなしです。
男性はプライドが高い生き物なので、プライドをくすぐる言葉で褒めてあげれば、仕事のモチベーションが高まり、できる部下へと成長してくれることでしょう。
女性は『行動』を褒める
相手が女性の場合は『能力』を褒めてもあまり効果はありません。女性は疑り深く、『能力』を褒めてあげても素直に嬉しいとは直結しません。
女性は家庭を支えることが仕事でした。それゆえに男性と違い、毎日コツコツと努力し家庭を維持するのが重要な役割。
ですので、遺伝子的にコツコツと努力している姿を褒められることに喜びを感じるのです。
例えば「今月成績トップですごいね」と褒めるより、「残業してまで仕事頑張ってすごいね」などの『行動』を褒めると喜びます。
また相手を理解しながら褒めてあげることも重要。女性の行動や仕草を観察し、しっかりと相手をわかってあげてから褒めてあげましょう。
まとめ
いかがでしたか?性別が違うと褒め方まで違います。できる部下を育てたければ、間違ったことをすれば叱り、仕事がうまくいけば褒めてあげることが大事です。
しかしながら褒め方にも気をつける必要があり、性別によって褒めても本心では喜んでいないことも…
男性、女性と褒め方を使い分け、部下との信頼関係を築きながらできる部下を育成していきましょう。
ご拝読ありがとうございました。
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