【飲食事業者必見】テイクアウト営業で50%以上売上を上げる為に…
さらなる売上を求めて…
飲食店の客席は数が決まっており、売上には上限があります。客数が少ない飲食店などが、満席時からさらなる売上を求める場合、テイクアウト営業をすることで、限られた客数以上の売上を上げることが可能です。
テイクアウト以外の売上の上げ方についてはこちら
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テイクアウトについて
主に自店舗のメニューの持ち帰りのことを指しますが、メニューをテイクアウトできるように営業を行うか、テイクアウト用のメニューを作成する方法と2種類存在します。
某ハンバーガー店は全品、どの時間帯でもテイクアウト可能の営業を行っておりますが、時間帯限定で販売などの部分的なテイクアウト営業でも、十分に売上を上げることが可能です。
自店舗のメニューの持ち帰りが厳しい場合は、ランチタイムでメニューの商品を盛り込んだ”弁当を売る” など工夫をしましょう。
テイクアウト営業の注意点
テイクアウト営業を行う際、注意しなければならない点がいくつかあります。この注意点をクリアしなければ、テイクアウト営業はできません。一つづつ以下に記載していきます。
設備や人員の確保
まず第一に普段の営業にプラスで、テイクアウト営業分の仕込みや仕入れをしなければなりません。そのため保管場所や人員に余裕がないと営業することが難しいです。
また普段の営業を行いながらテイクアウトの作成もしなければならないので、主にキッチンに負担がかかります。
人員の教育も行い、迅速に商品を作成できるようマニュアル化することも大切です。
競合店と魅力のある商品
お客様からして需要のある商品でなければなりません。またお店を気に入っていただかないと、購入してくれる率は少ない。
また周りのコンビニや飲食店と競合せずに、差別化を図ることが大切。他にない商品でなおかつお客様に気に入ってもらうと、テイクアウトで売上を上げることが可能です。
商圏内に十分なお客様が存在する
持ち帰りでも十分に商品が売れるほど、お客様の数が多くなければなりません。多ければ多いほど需要がありますが、少ないと売上にならない場合があります。
また普段お店に足を運んでくれないお客様でも、テイクアウトで使ってくれる可能性もあるので、周辺に多くのお客様がいればいるほど売上は上がりやすいです。
テイクアウト営業の例
ランチタイムで1日の客数が平均50名、客単価が¥1,000の和食専門店。50名×¥1,000円=¥50,000でしたが、売上を伸ばしたい一心で持ち帰り弁当を始めました。
持ち帰り弁当¥700で販売したところ…弁当は1日約40個ほど売れ、¥700×40個=¥28000円の売上。
1日¥50,000だったのが、¥28,000プラスで1日平均¥78,000の売上を上げれるようになり、以前の約50%以上売上を増加させることに成功。
テイクアウトを始めたことによって、1日¥28,000×25日営業=月¥700,000売上増です。
まとめ
テイクアウト営業は需要のある場所の見極めが必要です。上記テイクアウトの営業の例の場所はビジネス街であり、お昼休憩の会社員に持ち帰り弁当の需要があった為成功しました。
会社員は昼休みの時間が限られています。その為、前もってテイクアウトの予約電話をしてもらい、商品を作成しておき、お客様に待ち時間を与えない工夫で満足度を高める工夫でお客様をつかみました。
テイクアウト営業の売上だけで、お店の固定費を支払えるくらいの利益を生むことも可能ですが、何よりも周辺住民の思考やお店の認知度が必要不可欠。
十分に検討しメニュー開発を行い、コスパがよくまた買いたい商品を売るよう心がけましょう。