ダメ社員は上司のせいだ!!募集から人材教育までを詳しく書く。
- ダメ社員はなぜ生まれるのか?
- できない社員と言われる要因
- 「やる気」のある人材を採用する
- 求人媒体に頼らない
- あなたのお店で働きたい人材と出会うチャンスを増やすには
- 人材教育は従業員の「やる気」の把握から始める
- まとめ
ダメ社員はなぜ生まれるのか?
「あいつ仕事できないから…」「あれはダメやね」などと、従業員間での陰口…働いている上で、よく耳にしませんか?
それは決めつけでしかありません。
誰しも入社した時は「やる気」があります。それを生かすも殺すも、教える上司もしくは会社次第。上司の教え方一つで、新入社員のモチベーションが変わってきます。また上司が「やる気」に満ち溢れていれば、自然と部下もやる気に満ち溢れます。
逆に上司に「やる気」がなければどうでしょうか?部下もモチベーションが下がります。上司の教え方一つで部下が良い人材になるか悪い人材になるか変わってくるのです。
また上司に「やる気」がないのは会社のせいです。従業員が会社に満足していればしているほど、良い上司に成長し、必然と良い人材が生まれます。
入社当初はわからないことばかりです。一人一人長所短所があります。それをけなして「あいつは…」と突っぱねるのではなく、いいところを伸ばしてあげようと努力することが大事。
できない社員と言われる要因
あいつは仕事ができない!と言われる要因は何でしょうか?幾つか挙げてみると…
•要領が悪い
•仕事が遅い
•ミスが多い
このあたりが多いでしょうか?まだまだたくさんあると思いますが、全てに言えることは、原因は上司もしくは会社にあります。
要領が悪い→教え方が悪い
仕事が遅い→「やる気」がない
ミスが多い→仕事のさせ方が悪い
要領よく終わるように教えてあげる努力ができていない。入社当初の「やる気」を維持させていない。仕事を段取りよく丁寧にフってあげればミスは少なくなるものです。
また部下に教える際に、できる上司は部下のやり方を尊重します。できない上司は自分のやり方を押し付けます。相手の立場になって考えれる上司が、できる人材を育てることができる。
人を一人雇うだけでも求人の経費や見えない経費(人件費など)がかかってきます。一人一人を大切に育ててあげることが大切です。
「やる気」のある人材を採用する
先ほどから記述している通り、「やる気」のある人材を伸ばしてあげることが良い人材を作り、会社の利益を伸ばしてくれます。
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では「やる気」のある人材を採用するには、どうすればいいのでしょうか?入社時は必ず「やる気」があって入社すると言いましたが、強弱はあります。例えで言うなら…
①お金のために働く
②あなたのお店(会社)で働きたい
とではどちらが「やる気」に満ち溢れているでしょうか?
どう考えても②の人材ですよね。
私が雇う場合も②の人材を雇います。しかしこういう人材ばかりではないのが現状。特に中小企業や個人事業では集まりづらいです。
どうやって集めるのがいいのでしょうか?方法について幾つか記述します。
求人媒体に頼らない
多くのお店や会社は求人媒体を使って募集します。しかしながら「やる気」に満ち溢れた人材は、求人媒体からは採用しづらいです。なぜならお金のために求人を探す方がほとんどだからです。
多くの場合“人員が足りなくて手が足りない”から求人媒体を使い募集しますが、それでは「このお店(会社)は合わない」と辞めるリスクが高くなります。ただでさえ高い費用を払い募集したのに、辞めてしまえば元も子もないでしょう。
あなたのお店で働きたい人材と出会うチャンスを増やすには
例えば自分のお店(会社)のホームページに求人情報を記載すると、そこからの応募は「やる気」の満ち溢れた人材である可能性がグッと高まります。
店内に募集のポスターを貼っておけば、自分のお店を知っている方からの募集です。また競合店から引き抜くという手もあります。
極め付けはよく来てくれる、お客さんや常連さんなどをスカウトする。あなたのお店を気に入ってきてくれているお客さんなどは、将来有望な従業員の候補となります。
完成された人材の応募はまずありません。大事なことは、素質のある人材を見つけ、時間をかけゆっくり育成することです。そのためにも、あなたのお店が好き、働きたいと思う人材を見つけることが大切。
人材教育は従業員の「やる気」の把握から始める
話が少し戻りますが、入社したては誰しもモチベーションが高いと記述しました。人材教育はこのモチベーションが高い時期に行うことが重要です。やる気満々で入社してきても、教え込むのが遅いと部下の「やる気」が損なわれます。
まずは入社した段階で、部下のレベルに合わせて仕事を教え、作業レベルを高めることにより、部下の自信につながります。
上司は仕事を程よく振ってあげることが大切。よくあるのが、部下に仕事を押し付ける上司です。これでは部下は成長しませんし何よりも「やる気」が削がれます。
「やらせて覚えさせる」ではなく、部下の「やりたい気持ちを維持させる」のが、人材教育というものです。常に「やってみたいけど任せてもらえない仕事」を残してあげておくのが、できる上司のやり方です。
一人一人のモチベーションを把握し、部下に合わせて少しずつ任せてあげる仕事の範囲を広げましょう。
まとめ
何度も言いますが上司の教え方一つで、良い人材になるか悪い人材になるかが変わります。良い会社には良い人材が集まるもの。
人財(じんざい)とはよく言ったもので、人(従業員)は財産だと私も思います。これに気がついていない経営者は、一度考えてみて欲しいです。
従業員の長期雇用が利益に直結します。採用し育てあげた従業員が、長期間働いてくれるありがたさを大切に思える経営者に、良い人材は集まります。
最後まで御拝見ありがとうございました。
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