効果の出やすい5つの看板についてまとめました
飲食店にて看板は命です。看板を一つ増やしただけで集客効果が変わってきます。
人間の歩行速度は男性女性で違いますが、平均すると1時間で4~5㎞です。なので1秒間に1~1.4mほど進みます。
ですので歩いている人が10mほど離れた場所で自店舗の看板を見つけたとしても、わずか10秒ほどで店の前を通り過ぎてしまいます。
急ぎ足で歩く人ならもっと短い時間で通り過ぎますので、その間にどのようにして看板に気づいてもらうようにするのかが大事です。
また大通りに面した飲食店などでバイクや車などターゲットにしたい場合は、離れた所からでも目立つようにしなければなりません。
1)置き看板
お店の前に置いておく看板です。パッと見た時にお店の名前とイメージがわかるようにするのがポイント。
また昼間は目立っていても、夜になると店頭のライトだけでは目立たなくなる場合があるので、中に蛍光灯が入っているタイプの看板などを選んで光らせておくのも1つの手です。
置き看板は店頭に置かずに、少し離れた場所の角や道路に面しているところなどに置いておき、事前にお店に気づかせる手もあります。(許可はちゃんととりましょう。)
2)メニューブック
店頭に来た時に、どんな料理を扱っているかなどを把握させるために置きます。流れとしては店頭や置き看板を見てもらった後に、「どんな料理を扱っているのかな?」と気になれば、メニューブックを置いていたら入店しやすいです。
新規のお客様に入店してもらいたい場合、口コミで聞いていたり、ネットなどで事前にチェックしていなければ、店頭を通ってどんなお店かがわからないと入店してくれません。
特に通行人の多い場所になどでは、置いておくと新規客獲得に繋がり、結果が出やすいです。
3)メニューボード
よく喫茶店などで見かけるボードで、好きなようにデザインできるのが特徴。自店舗のイメージや看板メニューを絵にして出しておくなどの工夫をすれば、気になり見てくれやすく頭の中に残りやすいです。
また「今日のオススメ」など、興味を引かせるような看板作りにベスト。毎日書き替えできるので、日替わりのメニューなどを記載するのも手です。
メニューブックと違い、こちらは興味を湧かせる為に使うのが1番集客の役に立ってくれます。
またコースなどを記載し、以前の記事でお話しした「コントラスト効果」を活用し、客単価をあげることも可能です。
以前の記事はこちら
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4)突き出し看板
お店の上部に取り付け、歩行者や自転車が遠くからでも気づいてもらいやすいように取り付けます。
この看板は自店舗の壁から必ず直角に出るようにつけるのがポイントです。少しでも歪んでしまうと、一気に目立たなくなるので注意が必要。
看板にはお店のロゴやイメージなどを記載し、通行人が見て気になれば必ず店頭に目がいきます。その時に来てもらうような工夫を施しておくと入店してくれやすいです。
主にお店を知ってもらう(気づいてもらう)為に使い、特徴を生かして有効に集客しましょう。
5)テント
店頭の上部に取り付け、外観のイメージをよくするのに使います。テントに自店のイメージの絵や、パッと見て目立つよう大きくロゴを書くなどをしておけば印象付けに役に立ってくれます。
また店頭上部から下部にかけて「のれん」のように使っているお店もあります。テントにお客様に向けてのメッセージやお店の意気込みなどを記載し、集客につなげたりと幅広く使用できます。
地下または上層階はアピールしづらい
一戸建ての独立店舗や一階店舗などは外観、看板に力を入れて集客できる幅が広いですが、地下や繁華街の上層階などは利用できる幅が狭くなります。
上層階や地下でも目立つ看板を検討したり、周りがしてないような工夫(壁にデザインを施す、自店の売りを表す模型など)をし、興味を持ってもらい入店に繋がるようにしていかなければなりません。
また場所が悪い分家賃が安いわけですから、その分一階、独立店舗はできないような集客ができるでしょう。差別化をどう図っていくかが重要です。
看板のポイントとまとめ
お店の看板は(外装も含む)周囲から浮き上がって目立つ目印になることを第一に考える必要があります。背景と馴染んでしまっては意味がありません。
離れたところからでも、はっきりわかる配色、文字の大きさ、形にしていくことが重要です。そしてお店の雰囲気とのバランスや夜間の照明などにも気を配る必要があります。
新規客を獲得するために歩行者や自転車、車やバイクに「どれだけ気づかせれるか」「どれだけ興味を持ってもらうか」を考えながら看板を作りましょう。
お店の前を通り過ぎるたった10秒程度の時間に【気づき】【興味を湧かせ】【期待し入店】させれるかで繁盛店になるか否かが決まります。よく検討し、実行に移すことが大切です。
御拝読ありがとうございました。
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